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映画「億男」を観た感想

 働くことを辞めてリタイヤ生活をしていると、日々の生活費のやりくり等、お金についての関心が高くなってきます。そんな中、「億男」という「お金」を題材にした映画がテレビで放送されることを知りました。当然、どんな内容なのか気になります。

資産3億円と借金3千万

 「億男」というタイトルだから、相当なお金持ちのストーリーかと想像していたのですが、その金額は一般的だなと感じました。3億円は上級サラリーマンの生涯年収くらいで、一生贅沢して遊びまわるには心許なく、一方、借金3千万も35年モノの住宅ローンを抱えるサラリーマンの借金額と同じくらいの金額ですね。映画の設定でも借金を完済するまでに長い年月が掛かり、主人公が絶望しているようなシーンがありますが、その点も無理して長期ローンを抱えているサラリーマンと被ります。

大事なことはお金の扱い方

 主人公はお金が元で不幸にならないよう、3億円という大金の扱い方を知る為に、お金が絡むドラマをいくつか見てきますが、どの成功者もお金に振り回されているような生き方をしていて、自分が求めている答えが見つかりません。ようやく物語の終盤に答えを導き出しますが、それは人生で最も大切なものを生かすためにお金を使うことでした。でも、それを実現させる為に、大金は必要なさそうです。

 この映画では、人生の目的を達成する為に大金が必要なければ、大金持ちにならなくても幸せな日々が送れることを結論つけており、そういった意味で「お金が全てではない。」だと思います。

 もし、私の手元に3億円あったら、投資します。その配当収入で、生活に困ることはないでしょう。余った時間は自分の趣味などを楽しめば良い。しかし、本映画ではそのような方向性はありませんでした。他にも、この映画に登場する成功者のように、お金を沢山稼ぎたい人も居るでしょう。そうでなければお金持ちにはなれません。このように、お金を通すと様々な価値観の存在が改めて見えてきます。というわけで、この映画を観たところで「お金」が何であるか、誰もが納得する答えは見つかりません。お金の扱い方は、人それぞれの価値観・人生の目的によって、変わりゆくものなのです。

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