コメントを残す

6907ジオマテックから株主総会の通知が到着

ジオマテックから第64期株主総会の通知が到着しました。この銘柄は配当金と値上がり益を狙ってNISAで購入しました。最近になり株価は買値を上回っていますが、株主総会の通知を一読してみると、同社の先行きに不安を感じるようになってきました・・・

 

第64期の業績

売上高:8、598 営業利益:145 経常利益:224 当期純利益:△2,266

(単位:百万円)

売上の半分を占める液晶表示ディスプレイパネルですが、スマートフォン需要の成熟と、低価格化に伴う競争の激化、及び次世代ディスプレイパネルとして有機ELが採用され始めたことで、市場環境が大きく変化しています。

そのため、今後の収益が見込めなくなった既存の液晶表示ディスプレイ製造ラインを減損することにより特別損失として約30億円を計上した為、22億66百万円の最終赤字になりました。

第65期の業績見通し

売上高:8,500 営業利益:300 経常利益:320 当期純利益:310

(単位:百万円)

市場環境の厳しさが継続するため、売上高は85億円と前期を下回っています。利益面では液晶表示ディスプレイの製造ラインを減損処理したこと伴い、減価償却費が減少しているため最終利益予想は3億円の黒字になっています。

スポンサーリンク

液晶表示ディスプレイに代わる製品開発

さて、主力の液晶表示ディスプレイが激しい価格競争に巻き込まれ、次世代ディスプレイが有機ELに取って代わることから既存の製造設備の減損処理を行いました。当面は生産性の向上と低コスト化で乗り切る目論見でありますが、新たな設備投資を行い有機ELの製造ラインを強化する予定はありません。

このままでは先の見通しは立ちません。その対策として、薄膜技術を応用した高付加価値製品の開発・販売を事業計画に掲げています。具体的な製品の一つとして、自動車向け薄膜製品(窓の曇り止め、装飾など)があり、それなりに需要があるようです。このように液晶表示ディスプレイ以外の製品・分野への技術開発を行い新製品の提案を行っていくようです。

感想

市場環境の変化に伴い、収益の柱が揺らいでいる印象を受けました。薄膜技術を活かした製品がヒットすれば株価は良い方向に反応しますが、このまま新しい製品が開発できないとジリ貧になる危険もあります。このように見通しが立てにくい状況ですが、株価が緩やかに上がっているのが不思議です。高配当利回りだから?あるいは財務的に割安だからなのでしょうか。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA