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6907ジオマテックが業績の下方修正を発表

この銘柄は配当金と値上がり益を狙ってNISAで購入しています。上昇トレンドに乗ったおかげで、買値より30%程の利が乗っていたのですが、11月1日に通期の業績見通しを下方修正し、大きく株価が下に動いたことにより、含み益が大きく減少しました。いったい、何が起きているのでしょうか。業績修正発表の内容を確認します。

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第65期の業績修正

前期に22億円の赤字を計上し、液晶表示ディスプレイの製造ラインを減損処理したことで、減価償却費が圧縮され、売上が減少しても利益が出しやすい構造になっています。また、当期の業績予想についても、市場環境の厳しさを鑑みて、前期の売上を下回ることを想定しても、最終利益は3億円の黒字を確保する見込みでした。問題は、その想定よりも売上が伸びなかったことです。液晶表示ディスプレイパネルを取巻く環境は厳しさを増している模様です。辛うじて最終利益は黒字を見込んでいますが、下期の売上予測も前期と同様に勢いを感じません。

↓ ジオマテックHPより引用

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通期業績について

当然、液晶表示ディスプレイパネル事業環境の厳しさは認識しており、その対策も進めています。具体的には、ジオマテックの強みである薄膜技術を応用した自動車向け薄膜製品(窓の曇り止め、装飾など)を開発していますが、現状は業績修正発表に、「現在注力しているFPD基板以外の薄膜製品についても立ち上がりが遅れており、当初計画を下回る見込みであることから予想数値を修正しております」と記載されているため、業績には寄与しません。業績の修正を受けて、株価は大幅に下落しましたが、主な要因は新規事業の立ち上げの遅延を嫌気したものだと思われます。

所感

強みである薄膜技術を応用した、新たな製品・分野への販売展開と技術開発力の強化を推進し、攻めの経営に移行しています。大きな需要が見込める新製品が開発できれば、業績を一変させる可能性を秘めています。その期待もあることから、株価は大きく値を下げましたが、更に売り込まれることは無かったのでしょう。
肝心な配当は減配等の変更はなく、株価も依然として割安な位置にあることから、引き続き配当を受取りつつ新規事業の立ち上げを見守ります。
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