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(6875)メガチップスが2018年3月期の決算を発表、株価はどうなる?

売り玉を建てているメガチップス株ですが、5月10日に2018年3月期の決算及び来期の業績見通しを発表しました。翌日の株価は、決算発表を受けて、寄付き後は前日比7%程大きく下げましたが、次第に持ち直し、前日比4%以上まで値上がりする場面もありました。取引を終える頃には売りに押されて前日比0.98%のプラスで引けました。
決算内容は良いものには思えなかったのですが、予想外の株価の値動きに戸惑っています。今度、どのような値動きになるのか、見通しを考察しました。

 

2018年3月期の決算内容

メガチップスの発表では、ゲームソフトウェア格納用LSI(カスタムメモリ)、Smart ConnectivityLSI 及びMEMSタイミングデバイスの需要がそれぞれ増加したことにより、売上高及び、のれん償却前営業利益は過去最高を達成した。とあります。
しかし、当最終四半期においては、営業利益、経常利益共に赤字となっており、売上が伸びても利益を計上できていません。この事実に対応する原因、対処に関する説明は無いため、先行き不透明感が残ります。

↓ 2018年3月期の業績(メガチップスHPより引用)

2019年3月期の業績見通し

前期に引続き、通信インフラ分野、高速有線通信分野における売上高は伸びる見通しです。しかし、前第4四半期の業績と同様に、売上に対する利益率は下がっています。過去最高益を達成し、更にその記録を更新することは難しい状況なのでしょうか。業績の勢いに陰りが見え隠れします。

↓ 2019年3月期の業績見通し(メガチップスHPより引用)

2021年3月期までの中期業績予想

更に中期業績予想です。2020年3月期以降の業績が急伸しています。売上高が増加し、のれん償却前の営業利益率8%以上の実現を掲げています。しかし、どういう目論見があって、現状の低い利益率が良い方向に変化するのか疑問です。単純に売上高が増加すると利益も増加する収益構造になっているのでしょうか。について

↓ 中期業績予想(メガチップスHPより引用)

株価への影響見通し

業績は一旦上り坂を終えたように感じます。2017年3月期についても決算発表後に最終利益が赤字であった為に、翌日以降の株価は売込まれる展開となりましたが、2018年度3月期の業績が明るくなる見通しであったことから、株価は切り返しました。しかし、今回の場合、来期の業績は売上の伸びの割には利益の伸びがイマイチな見通しです。株価も下げるのが当然と思わせるような内容です。
株価が上昇した材料は3年後の業績見通しらしいのですが、一般的に3年先といった確度の低い強気な見通しを手掛りに株を買うものなのでしょうか。もし、この勢いのまま株価が上昇するようなら、一部しか知り得ないような材料が隠れているのでしょう。

 

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