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小売事業者の視点から見たクレジットカード

自動車への給油に良く利用している近所のガソリンスタンドは、セルフスタンドですが、ガソリン単価が安いという理由で選んでいます。皆さんも考えていることは同じな様で、給油に行くと多くの車で賑わっています。私が給油する際は、バーコードカードでガソリン単価を2円程下げてから、クレジットカードによる支払いを選択しているのですが、最近になって、今後クレジットカード支払いを選択すると、バーコードカードが使えなくなる旨の注意書きがありました。消費者である私がクレジットカードを使用すると、支払い金額の数%が還元されるので、この方法を使っていたのですが、ガソリンスタンドの収益を圧迫していたのでしょう。ガソリン単価が安く設定されていたのにはギリギリの企業努力が伺えます。

クレジットカード支払いによるメリットは、消費者はクレジットカードを持っていれば多額の現金を持ち歩かなくて済むし、ポイントが貯まり還元されることがありますが、小売事業者には売上げの3~8%が差し引かれた金額が入金されるのです。クレジットカード所有者には良くても2%程度の還元率ですが、残りはクレジットカード会社の取り分なんだそうです。クレジット会社の取り分は結構多いですね。儲かるわけです。

そもそもクレジットカードの意義は

ある消費者が手持ちの現金は無いけれど、今目の前にある高額商品がどうしても欲しい衝動に囚われたときに、クレジットカードで購入することで、小売事業者は商売の機会損失を逸することなく利益を上げることができます。これが小売事業者がクレジットカード会社に加盟する道理だと思うのですが、今は小額な買物でもクレジットカードが使えます。

数年前はある金額以上の買物でないとクレジットカードは使えないというルールを聞いたことがあります。これは消費者の心得なのかも知れませんが。個人で経営している店舗では、高額商品を扱っていてもクレジットカードが使えない所もありますが、高額商品が売れていないという事は無さそうです。

クレジットカード利用可の店舗の行方は

ガソリンスタンドの利益率を考えれば、前掲の理由からクレジットカード支払いをされると経営的にキツいのは明らかでしょう。クレジットカード支払いだとバーコードカードが使えなくなることで、どれくらいの顧客流出し、売上げに影響が及ぶのかは未知数です。が、今後もガソリンの販売単価が安い限り、今利用しているガソリンスタンドにお世話になるつもりです。

今後、現金払いからシフトしてクレジットカード払いを選ぶ消費者が増えると、他の業種でも同様な事があるかもしれませんね。

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