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(2914)JTの配当利回りが5%を超えてきました

JTから1-6月期分の配当金が入金され、配当額は見込み通り1株当たり75円でした。下期においても1株当たり75円の配当を予定しており、3,000円以下の株価だと配当利回りは5%を超えています。また、株主優待の他に、プルームテックスターターキットの無償提供があり、株主に対してかなり気を遣っているように感じます。しかし、値動きを見ると相当な高利回りになっているのに、株価が下げ止まる雰囲気が感じられません。それは何故なのでしょうか。添付の業績報告書を読みました。

 

業績の修正を行ったから

2018年度の業績予想を期首の予想から修正しています。修正では売上げは増加するものの、減益になる予想です。予想1株当たり利益は188.5円であり、1株当たり150円の配当なら支払い可能です。減益はネガティブですが、主力の海外たばこ事業は好調に推移しており、悲観的な業績には見えません。

タバコ事業の競争が激しい

海外競合他社との競争が激しくなっている模様です。しかし、そのような事業環境でもタバコの値付けは順調であり、収益を確保しています。きっとタバコの品質が良いのでしょう。
ただ、競合他社の品質が向上してくると、JTの地位も揺らいでくるので安心はできません。

そもそもタバコ事業に魅力がない

タバコは健康を害します。国内事業が左前であることと同様に、売上が立っている新興国も先進国に近づくに連れてタバコが忌諱される社会になることを、株価は長期的な視点から織り込んでいるのでしょうか。もしそうなら、タバコ業界の先行きは成長見込みのない暗いものになります。

まとめ 株価を支えているものは高配当

もしかすると成長の見込みがないタバコ業界ですが、JTの株価を支えているのは5%を超える配当利回りかと思われます。それでも長期チャートを俯瞰すると、株価は高い位置にあり、今後の業績見通し如何では配当懸念も合わさって株価は3,000円を割っても下げ止まらない可能性がありそうです。例えばソーラー発電事業を営む(9281)タカラレーベン・インフラ投資法人の配当利回りは約6%です。JTの成長見込みを勘案すると、この程度の利回りまで上昇することを覚悟する必要があるかもしれません。その場合の株価は2,500円になるのでしょうか。
加熱式タバコであるプルームテックを使用した場合の健康へのリスクが解明され、健康への被害が無いとの結果が出れば株価への影響も期待できそうですが、どうなるかはさっぱり分かりません。

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