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退職者の人生観

私の属している職場から、2名の退職者が出ました。どちらの方も意欲的に仕事に取組み、周囲からの信頼も厚く、将来を担うことが期待されていた貴重な人材でした。当然、そのようなエース格の人物がこれまで築いた職場での地位を投げ捨てて、あっさり退職してしまうことは、取り残された社員にとっては「寝耳に水」であり、この職場に将来性はあるのだろうかと動揺が走りました。

どうして辞めるのでしょうか

1人は異業種に転職、もう1人は家業を継ぐために退職します。
異業種に転職する方は50代です。順調に出世を重ね、どこまで偉くなるのだろうかとの噂が絶えませんでした。
家業を継ぐ方は30代前半です。他の社員と比較して、海外出張行きまくりで、多数の仕事を抱えていました。当然、出世するスピードも早いであろうと目されており、やがて若くして我々の上司になるのではなんて言われていました。
仕事は順風で、周囲からの期待もあったのに、なぜ辞めるのか?当人に聞いても、本音は聞けないでしょう。なぜなら、この組織に見切りをつけたなんて、残された社員に対して言えるわけがないからです。
残された社員だって、この組織の将来性への不安を感じていましたが、このようにしてエース格の社員が2人も辞めてしまうと、先行が望み薄であることが否応無く認識できます。また、出来る人の決断力・行動力と自分の能力を比較して、己の力不足を感じました。
職場の雰囲気は既に重く、暗いものでしたが、今回の退職話が出て、更に深く落ち込みました。このような状況の中では、残された「出来る社員」も水面下で転職先を探す等、自らの人生に活路を見出すための行動を始めているのかもしれません。最近ではより、「組織崩壊」を身近に感じます。

自分は仕事は辞めないの?

翻って私の現状ですが、今の安定した勤労収入を喪失する恐怖があることや、仕事を辞めた代わりに何を為すのかが具体的な形に定まっていないため、仕事を辞めたい意志はあるものの、今年度末で辞めるとは切り出せませんでした。
そのような気持ちを知らない上層部は、人手が不足しているので来年度は新たに○○の業務を任せるとか、資格を取って管理職を目指せとか、好き勝手なことを言ってきます。給料を頂いている身分である以上、引き受けるしかないのですが、今後もつらい状況が続くことが解かっているだけに、春が近づいているというのに希望が見出せません・・・

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