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サンリオが業績の下方修正と減配を発表

平成29年10月10日、サンリオ(8136)が中間期における業績及び通期業績の下方修正と、配当を年80円から55円に減額することを併せて発表しました。翌日、サンリオの株価は寄付きから大きく値下がりし、最後まで値を戻すことはありませんでした。(株価1,911円、前日比-9.73%)
さて、持ち株を全て投げ売るか、それともこのまま持ち続けるか、考えを以下にまとめました。

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業績修正の理由

テーマパーク事業や、中国、アセアンでの事業は好調だが、国内における個人消費の低迷及び、欧米での小売業界の構造変化による有力ライセンシーの事業縮小により業績予想の修正に至りました。
前期の株主総会資料によると、その懸念については、現地で優秀なマネージャを雇って、しっかり対応しているはずなのですが、結果は未だ出ていないだけなのでしょうか。

↑ サンリオHPより引用

配当減額の理由

今回発表した平成30年度の連結業績予想を確認すると、1株あたり当期純利益が91.93円から56.57円に引き下げられています。配当金は連結業績に応じて決まるため、当然の減配となります。さすがに利益を超過してまでの配当はしません。それでもサンリオは、株主への利益還元は経営の最重要事項であると認識しているようで、修正後の予想1株利益と同等の配当金額を設定しています。これにより、配当性向は100%に近い値になっています。

↑ サンリオHPより引用

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株主優待への影響

今回の業績修正に伴う一連の発表では株主優待変更のお知らせはありませんでした。もし、株主優待も改悪されたら株価は更に下がっていたでしょう。ただし、平成29年8月25日に株主優待の一部変更を発表しています。株主限定商品が廃止され、その代わり店舗優待券になりました。肝心なテーマパーク共通優待券についての変更はありません。今思えば、ここで優待負担を若干減少させたのでしょうか。

 

サンリオの投資判断

サンリオは高配当銘柄であったため、減配のインパクトが相当大きく、株価が大きく値下がりしたのではないでしょうか。ただ、株主重視の経営姿勢は今後も変わらないと思われますので、業績が回復すれば、配当が元の水準に戻ることは期待できます。

主力となるキャラクター商品の販売は厳しい状況が窺えますが、国内テーマパーク及びアジア圏でのキャラクター商品の販売事業が好調なことから、まだサンリオのキャラクタービジネスが脅かされるほどの段階ではないと考えます。(業績は下方修正しましたが、損益が赤字に転落するわけでもなく、利益は出ています。)

業績修正発表の中に、「現状を打開すべく、今期末の決算発表において中期経営計画を発表する予定です。」との一文がありますので、何か策を練っているのでしょう。何かしらの好材料が出てくるかもしれないので引き続き株を持ちながら、様子を見ようと思います。(単に株主優待が欲しいだけ)

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