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人工知能関連銘柄シグマクシス(6088)の投資判断

シグマクシス(6088)は人工知能を用いたコンサルティング事業を展開しています。対象となる業種は製造業、流通業、保険業、不動産業と多岐に渡っており、人工知能を用いた業務改善、新規事業開拓の提案を行っています。

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三菱商事との関係

シグマクシスの筆頭株主は三菱商事で33.2%を所有しています。H29年3月期の売上げにおいて、7.5%は三菱商事であり、主要な顧客にもなっています。
また三菱商事から、1名の非常勤取締役を受け入れており、他には出向者、顧問を数名受け入れています。常任取締役といった主要なポストには入ってきていないことから、経営の意思決定に及ぶような影響は受けていないと思われます。

 

新たに活用される人工知能

①グーグル・クラウド・プラットフォーム

グーグルがクラウド上で提供しているサービス。ビッグデータ、仮想マシン等

②データロボット社のシステム

買う買わない、再アクセスするかを予測するモデル

③IBMワトソン

自然言語を理解・学習 し、人間の意思決定を支援するもの

これらを加えた提案が可能になったことで、更なる業務効率化、新規事業開拓が可能になりそうです。

 

主な取引先

イオンクレジットサービス、日本航空が主な取引先であり、同社の売上げの25%以上を占めています。コンサルティングサービスは結果が出るまで続く長期的なサービスであり、顧客が契約解除しない限り、継続的に売上げ計上されます。上記2社が認めているサービスということで、コンサルティングの内容は信頼が高そうです。

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今後の展開

シグマクシスは人材の獲得に注力しており、更なる人工知能を用いたコンサルティング事業の拡大を狙っています。顧客を新たに獲得することで、継続的に売上げが増加すると共に、特定の企業に売上げが偏らなくなることで、経営基盤も安定します。
また、成績優秀な従業員に対し、ご褒美としてシグマクシスの株式を交付する制度もあり、仕事に対する意欲を刺激します。そのための予算として年間1億円を計上しています。現在の従業員数が約400名なので、単純に人数で割ると、1人当たり25万円分の株券が行き渡りますが、選ばれる対象は何名の従業員になるのでしょう。

 

投資判断

H29年3月期の成績は以下の通りでした。
売上高:107億円、経常利益:7.2億円、純利益:5.2億円、
1株利益:26.82円 1株配当:12円 (1株純資産197.41円)

同社が公表している2021年度における、ありたい姿として掲げている数字は、
売上高:170億円、経常利益:30億円(経常利益率18%)
であり、H29年度の約4倍の経常利益を目標としています。

最近の株価はピークから値下がりを続けていますが、継続的に売上げが見込めるサービスであること、人材を育成して、サービス先の拡大を図っていることを考慮すると、長期的な視点で見て、これからの企業であると捉えられます。

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