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(2685)アダストリア 第69期定時株主総会に行ってきました

 2019年5月23日に開催された第69期株主総会の様子です。会場は例年通り、茨城県水戸市の駅前にあるホテルテラス・ザ・ガーデンです。

事業報告

 株主総会は事業報告から始まります。事業報告では以下の取り組み等により、業績は回復傾向にあること、及び今後も本取り組みを継続していくことが示されました。

・商品の値引き販売を少なくするため、時期・価格・供給量をコントロールし、適切な価格で販売するように努める。他に、福袋の販売を廃止して、値引き販売を行わない意思を示した。

・WEB事業に注力する。EC(電子商取引)市場は成長を続けており、当期EC事業の売上は前期比116%を達成。自社サイトの会員数は870万人(前期比170万人)と拡大している。当期中に自社ECサイトをリニューアルし、顧客接点・利便性拡大を図る。

・国内アパレル需要は伸び悩んでおり、商品が売れにくい状況。今後は成長市場であるアジア・米国マーケットへ進出する。具体的には店舗や海外向けECを展開させ、新たな成長ステージへの移行を目指す。

・国内アパレル以外の成長ドライバーを育成するため、雑貨やライフスタイル提案型商品など、新領域の業態を展開する。

 以上の説明の後、議案の審議に入り、何れの議案も賛成多数により可決されました。

株主からの質疑

 前回の株主総会では、値引き販売による収益低下を懸念する声が聞かれましたが、最近は株価が高値圏にあることもあり、業績を心配するような質疑は殆どありませんでした。

 今回の株主総会で出た意見は、働き方改革を意識した店舗の営業時間短縮(人手不足なのに、夜10時まで店を開ける必要があるのか。)や、WEB上に、顧客に合った商品を提案してくれた販売スタッフに対し、励ましになるコメントを乗せる機能を追加できないか、バスケットボールチームのスポンサーになるのならスポーツウェア市場へ進出してみてはどうか等、前向きなものでした。なお、働き方については、出店先のショッピングモールが夜10時まで営業しているため、アダストリアの店舗だけが夜8時で閉店することに対してショッピングモール側は難色と示しているそうです。アダストリア側としては、販売スタッフに「お母さん」が多く在籍していることから、夜遅い時間帯は人手不足になりがちで、営業時間を短縮したい意向です。

その他

 株主総会と株主懇談会との間に15分の休憩があり、その時間帯に軽食・スイーツ・お茶等の飲み物が用意されます。今回も多くの株主が参加したことにより、テーブル上に並んでいたスイーツ達はあっという間に無くなりました。

 ↓ おみやげはグローバルワークのバックでした。

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(2685)アダストリア 第68回定時株主総会に出席してきました

第68期の事業成績は前期に引続いて増収・減益でした。それでも前期は1株利益が242.49円だったのですが、当期は18.36円にまで落ち込み、当初予定していた75円配当が50円へと減額されました。当然、株価も落ち込み、株主総会の日にも年初来安値を更新しました。多くの株主が含み損を抱えており、経営陣への風当たりが強くなりそうな状況ですが、有給休暇を使って株主総会に参加してきました。

 

増収・減益の要因

株主総会召集通知には、「お客様のニーズをとらえきれなかった商品について、値下げや廃棄を行った」為、粗利益が下がり、結果減益になったように読めます。しかし、社長の説明によると、①季節の移り変わりが想定よりも早く、調達した衣料が売れる前に気候が変わってしまった。②売れると思って多量に作りすぎた。とのことでした。要するに先の見通しを読み誤ってしまったとのことでした。
売れないデザインの商品ばかりしか作れない体質に陥ってしまった訳ではないので、今回の減益については一時的な落ち込みによるものと捉えることも出来そうです。

減益の対応策

①販売体制の見直し

昨年より「支店制度」を導入しており、人材不足・働き方の多様化に対応できる体制を構築していましたが、副作用として営業軸と商品軸がずれてしまい、現場の声が商品の調達部門まで届きにくい状況になってしまったようです。結果、在庫管理が店舗の状況とかみ合わなくなり、増えすぎた在庫を処分したことが減益の要因の一つと考えられています。この状況を是正するまでに数ヶ月掛かる見通しです。

②デジタル分野の強化

これまで使用していた基幹システムが相当古いものであったので、投資を行い刷新されています。更にECシステムの導入も加わって、需要予測が高い精度で可能になり、在庫を適切にコントロールできるよう最適化が進んでいます。

③商品力の強化

衣料素材の研究を行い、高機能性という付加価値を持った商品を提案できるようR&D本部を設置します。また、ニコアンドのように、衣料に加えて家具・雑貨を商品に取り入れ、「ライフスタイルの提案」といった新しいコンセプトによる新規領域の開拓を行うなど、事業の成長機会を模索しています。

株主総会の感想

株価は悲観的な値動きですが、経営陣は悲観的に構えておらず、むしろ新規領域への開拓をワクワクしながら取組んでいるように見えました。
台湾・韓国における業績の伸張、高感度オリジナルブランドの開発等、アダストリアの持つブランド力は高度なものであり、経営陣も自信を持っているように見受けられ、今後、利益率の高い商売を実現する可能性は高いように感じました。
今回の株主総会は私が過去に参加した中で、質疑の量が最も多いものになり、その内容も建設的なものでした。終始、経営陣が責められるような荒れた展開はなく、議案は全て賛成多数により終了しました。

その他お土産など

株主総会と懇親会の間(15分)に軽食と飲み物のサービスがあります。今回は人数が多かった為か、軽食はあっという間に無くなっていました。

↓ 軽食。スイーツの他にサンドウィッチがありました。

↓ 軽食に群がる株主

↓ お代わりは出来ませんでした。

↓ 今回のお土産はレトルトカレーが2箱でした。提供は食品部門のアダストリアイートクリエーションズによるものと思われます。

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2685アダストリア 第67回株主総会に出席

アダストリアの株主総会が茨城県水戸駅近辺で開催されました。水戸駅は自宅からのアクセスが容易な場所なので、有給休暇を取得して株主総会に出席してきました。

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