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(6907)ジオマテックから2019年度分の配当金が入金されました

 期末配当として、1株あたり15円の配当金が振り込まれました。これで、2019年度も今まで通り、1株あたり30円の配当になりました。しかし、本業の利益は出ておらず、支払い配当額が利益を上回る年が続いています。今後の配当はどうなるのでしょうか。

配当と利益

 ジオマテックの年間支払い配当額は、約2億40百万円になります。それに対して、最終利益は以下のとおりで、この有様を見る限り、減配の可能性は年々高まっているように感じます。

過去の利益または損失(△は赤字)

2016年度 39百万円

2017年度 △22億66百万円

2018年度 79百万円

2019年度 △10億20百万円

 赤字幅が大きかった2017年度でも、1株あたり30円の配当を維持しており、過去に減配されたことは稀です。配当額は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会で決議され、決定します。よって、業績には連動しませんが、財務が危うくなれば、減配の可能性は高まります。

業績の回復は当分先なのか

 メイン事業であるスマートフォン向けのパネルの売上が年々落ちています。設備投資の回収見込みが立たず、減損処理を行うほど状況は思わしくありません。従って株価も下値をフラフラしています。

 業績回復のきっかけを探るべく、車載・建材・半導体など新市場への展開、新規製品の開発を進めています。今年6月に新製品であるg.mothが発表されると、業績への期待から株価は大きく値上がりします。しかし、業績への寄与度が大きくないことが市場に認識されると、株価は元の水準に戻されてしまいました。

 新たな収益源への模索は継続して取組んでいますが、短期間で大きな利益に結びつく開発には至っていません。株主としては、財務が悪化する前に、コツコツと利益を生む新製品の開発に成功して欲しいところです。

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(6907)ジオマテックが2019年3月期第1四半期決算を発表

今年1月下旬にHRDPを材料に株価が跳ね上がったジオマテック株の将来性を期待して、NISA口座や一般口座で買い付けたのですが、その後一向に株価が上がる気配が無く、含み損を抱える日々を送っております。本日(8月8日)、2019年度3月期第1四半期決算を公開しました。決算内容の中に、明日以降の株価にとっての好材料が含まれているかどうかを確認しました。

 

2019年度3月期第1四半期決算の中身

売上高、利益共に前年同期比及び前四半期と比較して悪い数字になっていました。ただ、赤字決算になることは当初の業績予想から想定されており、深刻な「悪材料」とは認識されないでしょう。
一方、好材料については、業績の上方修正は無く(新規案件が花開けば数字に反映されるはず。)、他の見通しも含めて残念ながら一つも見当たりませんでした。

↓ ジオマテック2019年度3月期 第1四半期決算・・・売上が更に減少し、営業赤字が拡大しています。

ジオマテックHPより引用

第1四半期決算が赤字であっても、下期には営業赤字が解消されて通期では黒字に転換する見込みです。これは直近の業績が底で、そこから年度後半にかけて回復するシナリオを描いています。
この見通しどおりに事業が進捗するならば、今の株価が直近の底値になりそうです。しかし、株価は半年先を先行することを考慮した場合、現状の株価は業績見通しの実現可能性を懐疑的に認識しているように感じます・・・。

↓ 2019年3月期 業績見通し

ジオマテックHPより引用

↓ 加工高実績と見通し。今回の第1四半期が最も低い値になっていて、ここから先は緩やかな回復に向かうことを見込んでいます。

ジオマテックHPより引用

 

株を保有する理由

この決算内容では、明日以降の株価が上がることに期待できません。とりあえず配当が維持されるのには一安心ですが。

第1四半期決算の中に「有償支給材料」なる用語が出ていました。売上及び売上原価に計上されないモノなので、恐らく三井金属と量産技術を確立したHRDPが絡んでいるのでしょう。本件によって株価は一時ストップ高まで買われました。今の株価には見る影も無いものの、開発現場では継続して評価試験が継続されているものと期待します。この技術が広く世に認められ、再びジオマテック株が買上げられることを願って保有継続です。

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6907ジオマテックが業績の下方修正を発表

この銘柄は配当金と値上がり益を狙ってNISAで購入しています。上昇トレンドに乗ったおかげで、買値より30%程の利が乗っていたのですが、11月1日に通期の業績見通しを下方修正し、大きく株価が下に動いたことにより、含み益が大きく減少しました。いったい、何が起きているのでしょうか。業績修正発表の内容を確認します。

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第65期の業績修正

前期に22億円の赤字を計上し、液晶表示ディスプレイの製造ラインを減損処理したことで、減価償却費が圧縮され、売上が減少しても利益が出しやすい構造になっています。また、当期の業績予想についても、市場環境の厳しさを鑑みて、前期の売上を下回ることを想定しても、最終利益は3億円の黒字を確保する見込みでした。問題は、その想定よりも売上が伸びなかったことです。液晶表示ディスプレイパネルを取巻く環境は厳しさを増している模様です。辛うじて最終利益は黒字を見込んでいますが、下期の売上予測も前期と同様に勢いを感じません。

↓ ジオマテックHPより引用

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通期業績について

当然、液晶表示ディスプレイパネル事業環境の厳しさは認識しており、その対策も進めています。具体的には、ジオマテックの強みである薄膜技術を応用した自動車向け薄膜製品(窓の曇り止め、装飾など)を開発していますが、現状は業績修正発表に、「現在注力しているFPD基板以外の薄膜製品についても立ち上がりが遅れており、当初計画を下回る見込みであることから予想数値を修正しております」と記載されているため、業績には寄与しません。業績の修正を受けて、株価は大幅に下落しましたが、主な要因は新規事業の立ち上げの遅延を嫌気したものだと思われます。

所感

強みである薄膜技術を応用した、新たな製品・分野への販売展開と技術開発力の強化を推進し、攻めの経営に移行しています。大きな需要が見込める新製品が開発できれば、業績を一変させる可能性を秘めています。その期待もあることから、株価は大きく値を下げましたが、更に売り込まれることは無かったのでしょう。
肝心な配当は減配等の変更はなく、株価も依然として割安な位置にあることから、引き続き配当を受取りつつ新規事業の立ち上げを見守ります。
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6907ジオマテックから株主総会の通知が到着

ジオマテックから第64期株主総会の通知が到着しました。この銘柄は配当金と値上がり益を狙ってNISAで購入しました。最近になり株価は買値を上回っていますが、株主総会の通知を一読してみると、同社の先行きに不安を感じるようになってきました・・・

 

第64期の業績

売上高:8、598 営業利益:145 経常利益:224 当期純利益:△2,266

(単位:百万円)

売上の半分を占める液晶表示ディスプレイパネルですが、スマートフォン需要の成熟と、低価格化に伴う競争の激化、及び次世代ディスプレイパネルとして有機ELが採用され始めたことで、市場環境が大きく変化しています。

そのため、今後の収益が見込めなくなった既存の液晶表示ディスプレイ製造ラインを減損することにより特別損失として約30億円を計上した為、22億66百万円の最終赤字になりました。

第65期の業績見通し

売上高:8,500 営業利益:300 経常利益:320 当期純利益:310

(単位:百万円)

市場環境の厳しさが継続するため、売上高は85億円と前期を下回っています。利益面では液晶表示ディスプレイの製造ラインを減損処理したこと伴い、減価償却費が減少しているため最終利益予想は3億円の黒字になっています。

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液晶表示ディスプレイに代わる製品開発

さて、主力の液晶表示ディスプレイが激しい価格競争に巻き込まれ、次世代ディスプレイが有機ELに取って代わることから既存の製造設備の減損処理を行いました。当面は生産性の向上と低コスト化で乗り切る目論見でありますが、新たな設備投資を行い有機ELの製造ラインを強化する予定はありません。

このままでは先の見通しは立ちません。その対策として、薄膜技術を応用した高付加価値製品の開発・販売を事業計画に掲げています。具体的な製品の一つとして、自動車向け薄膜製品(窓の曇り止め、装飾など)があり、それなりに需要があるようです。このように液晶表示ディスプレイ以外の製品・分野への技術開発を行い新製品の提案を行っていくようです。

感想

市場環境の変化に伴い、収益の柱が揺らいでいる印象を受けました。薄膜技術を活かした製品がヒットすれば株価は良い方向に反応しますが、このまま新しい製品が開発できないとジリ貧になる危険もあります。このように見通しが立てにくい状況ですが、株価が緩やかに上がっているのが不思議です。高配当利回りだから?あるいは財務的に割安だからなのでしょうか。

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NISA口座 ジオマテックの買付け完了

 

平成29年度におけるNISA口座で購入した銘柄はジオマテック(6907)でした。3月の権利日前にNISA枠を全て使い切ったので期末配当金から満額受取れます。一方で株価の値動きは思ったようにはなっていませんので、当面は値上がりを気長に待つことになりそうです。

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