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ラクトジャパンから株主総会の通知が到着

ラクトジャパン(3139)は主に乳原料・チーズ、食肉加工品等を輸入し、国内への卸売りを行う食品事業の他に、アジアを中心にチーズ等の製造・販売を行っている企業です。

この銘柄を1年程前に1,100円台で100株購入しました。購入理由は、乳原料等の輸入・販売を行う企業が上場している中で少なく、希少価値を感じたこと、また、その時の株価が純資産倍率から観て割安だったからです。

株購入後に株主優待が新設されたこと、業績面でも市況の改善に伴い利益が回復してきたことから株価も値上がりましまた。

株主総会の通知を読んで、最近の強い値動きを見て売却を検討するか、このまま株の保有を続けるか方針を検討しました。

配当・優待利回り

2016年11月期は前期より利益が増加した為、1株当たり配当32円となり、前期の配当から2円増額されています。

また、株主優待により100株以上保有でQUOカード1,000円分が送付されます。

これらを合わせ、100株保有の場合では、2月8日の株価1,950円に対する配当・優待利回りは2.15%になります。

この株価を利回り目的で買うには、ちょっと数字が足りない感じですね。ここから高値を追うには、更なる業績拡大を期待して買うことになるかと思われます。

 

2016年11月期の業績

前期比で売上数量のトン数は増加していますが、売値に対する競争が激しく売上は逆に減少しています。(前期売上高980億円→今期売上高887億円)

しかし、仕入れ価格は低く抑えることが出来たので、費用が圧縮でき利益は前期と比較して増加しています。(前期純利益8億3千万円→今期純利益9億5千万円)

強みはグローバルに展開している原料調達ネットワークを有効に活用した乳原料等の原材調達力です。これにより費用を抑える事ができ、競争力を維持しています。

一方で、売上高が売上数量増加にも係わらず減少しているのは、売っている商品に強みが無いことが窺えます。こちらについては、今後も引き続き価格競争に巻き込まれることが想定されます。

 

株の保有判断

対処すべき課題を見ますと、原材料の調達力の更なる強化及び販売力の強化を目指すそうです。売上げを伸ばす為の魅力のある商品の開発についても説明がありましたが、それは国内向けではなくアジア事業における低価格チーズの開発なので、業績の急拡大、引いては株価に反映される材料としては乏しいと感じます。また、TPPの行方次第では酪農家の廃業が懸念され、それに伴う原材料調達に関する不安定な要素が生じる可能性があるので注意が必要です。

激しい価格競争の中でもしっかり利益を出しているので、基本的には競争力のある企業だと思います。

しかし、乳原料の価格変動等の市況が業績に大きな影響を及ぼす為、株価に対する考え方は商社と同様かと思われます。そうなると、ここから更に大きく株価が伸びることはあまり期待できないような気するのですが株価の値動きには勢いを感じます。

よって、値上がりを続けている間は株価の行方を見守り、勢いが感じられなくなった所で一旦利益確定する方針で保有継続となりました。

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